- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第116号−2014年3月31日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
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□ <目次>
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[トピックス]
●H25年度「シニア情報生活アドバイザー」更新講座開講について
●Windows8.1による「シニア情報生活アドバイザー養成講座」の開始
[スキルアップ講座]
●「これしかない新OS Windows8.1」 (1)
ダイヤネット 助川 泉
[参考情報・資料]
●スキルアップ研修テキストのリンク先
●意見募集「みんなで考える情報通信白書2014」
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□ トピックス
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●H25年度「シニア情報生活アドバイザー」更新講座開講について
H25年度の「シニア情報生活アドバイザー」更新講座を実施する団体におか
れては、事務局まで早めに届け出をお願いします。
一般財団法人ニューメディア開発協会 事務局 川村、島村まで
sa@nmda.or.jp
また、今年更新の対象になっているアドバイザーには必ず現在ご所属になって
いる団体より更新のご案内が来ているハズです。万一ご連絡がない場合は、転居
され住所が不明になっているとか、登録のアドレスを変えたとかの理由で団体よ
りご連絡がつかないという事が考えられますので、その場合は必ず所属団体にお
問い合わせを願います。
なお、登録アドバイザーの方で有効期限がH26年3月31日であっても、所
属のシニアネット団体より更新講座の開催のお知らせがあり、その団体の更新講
座が実施されるまでは資格は有効ですのでご安心願います。
●Windows8.1による「シニア情報生活アドバイザー養成講座」の開始
H26年度より、Windows8.1により「シニア情報生活アドバイザー養成講座」
が、開始されます。
今のところ4月10日頃マニュアル完成の予定となっております。
またこれと同時にXPによる養成講座は廃止とさせていただきます。
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□ スキルアップ講座
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●「これしかない新OS Windows8.1」 (1)
ダイヤネット 助川 泉
平成24年10月に発売された「Windows 8」はタブレットやスマートフォンのユーザーに好評なタッチ操作を取り込みユーザーインタフェースを刷新したことが特徴です。
アプリを起動する「タイル」が並ぶ 「スタート画面」 や、今までのデスクトッ
プアプリとは別の実行環境下で利用し、大きめなボタンを配置してタッチ操作との
親和性を高めた 「Windowsストアアプリ」はWin 8の代表的な機能であり、Win 7までにはなかったものです。
その一方、Windows 95以来、ユーザーが操作の起点として長らく利用してきた
「スタートボタン」を廃するなどのドラスティックな変化を伴っており、従来のユ
ーザーは操作に迷うことも少なくなかったです。
発売後さらに利用者の意見等を聴取し、MicrosoftはWin8の改良版をWindows8.1
として平成25年10月17日にレリ−ズしています。
この解説では、Microsoft Windows 8.1情報及びPCハ−ドとしてはNEC LaVie
PC750 タッチパネル方式、CPUi7、8GBメモリ−を使用しています。
なお、巻末の参考書、各社カタログ、インターネットを参照しました。
ショートカットキーについては、弊著「Windows8を使って見よう」(当メールマ
ガジン第105号平成25年4月30日付)の参考資料をご覧ください。
Win 8がどう変貌するのかをチェックした。大きな話題となっているスタートボタ
ンの復活はもちろん、細かいところでさまざまな調整が施されており、デスクトッ
プアプリを中心に使うユーザー必見のオプションも改良されました。
変更の内容が細かい内容が多く長文になったことをお詫びします。
T.スタ−トボタンの復活
〇復活したスタートボタンクリックの使い分けが重要
Win 7以前からのユーザーにとって一番気になるのは、やはりスタートボタン
の復活でしよう。
デスクトップタイルをクリックすると、Win 7と同じくタスクバーの左端に
Windowsマークのアイコンが表示されています。
ただし機能はかなり異なる。Win 7ではスタートボタンをクリックするとプログラ
ムメニューやコントロールパネルを呼び出す「スタートメニュー」が表示されまし
た。
8.1ではスタート画面に戻るだけだ。 スタート画面に戻った後、同じ場所にマウ
スポインターを合わせると同じようにスタートボタンが表示されるが、クリックす
ると直前に操作していたアプリの画面に戻ります。
〇スタートボタンの機能
Windows 8.1のタスクバーには、左端に白いWindowsマークが追加されています。
7までで利用できたスタートメニューに近い機能を提供しています。クリックすると
直前に操作していたアプリの画面に戻ります。
このボタンを右クリックしてみるとコントロールパネルやデバイスマネージャー、
ディスクの管理などハードウエアの設定機能に簡単にアクセスできる 「詳細メニュ
ー」 が表示され、シャットダウンが可能になりました。
スタートボタンを右クリックすると、詳細メニューが現れ、各種設定ができます。
(※8.1のスタ−トボタンはスタートティップと呼ぶ)
〇画像のクリックで拡大表示
Win8.1では、全アプリを一覧で表示する 「アプリビュー」を用意。スタート画面
とアプリビューはワンクリックで簡単に行き来できます。アプリビューでは登録日
時やアプリ名による並べ替えが行えるほか、右上の検索ボックスからアプリ名によ
る検索も可能となっています。
〇スタート画面とアプリビューの2枚看板に
上は代表的なアプリのタイルのみを表示するスタート画面、下はインストールさ
れているアプリをすべて小タイルで表示している 「アプリビュー」。 画面左下に
表示する矢印マークをクリックするだけで、この2つの画面を行き来できます。
アプリビューの右上にある検索 ボックスに文字を入力すると、 その文字を含む
アプリをインクリメント検索で表示てます。
〇タイルの大きさは4段階に変更可能
Win 8ではタイルのサイズは2通りだったが、Win8.1では「小」「中」「広い」
「大」の4通りから選択できます。8の小さいタイルが8.1の「中」、大きいタイルが
8.1の「広い」です。「中」以上ではライブタイル機能が利用できます。「ファイナ
ンス」や「天気」では、それぞれのサイズで表示される情報が変わります。
〇ナビゲーションタブで画期的なカスタマイズ
タスクバーの右クリックメニューから「プロパティ」をクリックすると、「ナビ
ゲーション」というタブが追加されています。Windowsキーやボタンを押したときに表示する画面を選択するオプションを用意しています。
スタート画面のタイルの表示サイズは、2通りから4通りに増えました。またライ
ブタイルの内容もタイルサイズによって変わります。タイルサイズが大きくなれば
なるほどタイル内に表示される情報が増えますので、活用次第では便利に使えるで
しょう。
デスクトップのタスクバーを右クリックして「プロパティ」をクリックしますと、
「タスクバーとナビゲーションのプロパティ」を表示します。8.1ではここに「ナビ
ゲーション」というタブが追加されました。
U.エクスプロ−ラ−とデスクトップ
〇IEがさらに便利に
レイアウトの変更もIEでは、現在表示中のタブがナビゲーションバー(画面上)
からアドレスバー(画面下)に移動しました。これだけだと小規模な改変に思ます
が、タブ自体のサイズを小さくして、アプリバーを常時表示するオプションも用意
されています。
これにより、タブを切り替える際にいちいちスワイプしたり、 右クリックする必
要がなくなっています。
また「お気に入り」機能も利用しやすくなりました。★ボタンをクリックして、
お気に入りへの追加や、お気に入りにフォルダーを作成することができます。
これはデスクトップ版のIEと同じ操作です。
お気に入りのデータがストアアプリ版とデスクトップ版で共通なのは従来通りで
すが、ストアアプリ版のお気に入りでもフォルダーが使えるようになったのは新機
能です。
〇複数ページを並べて表示し、内容を比較できるようになったことにも注目したい
こうしたいくつかの改善を重ねることで、高機能なデスクトップ版 IEと同様に使
えるようにしたのが8.1のストアアプリ版IEです。
○IEは11にバージョンアップ、お気に入り機能を強化
IE11 では、ナビゲーションバーに表示していたタブをアドレスバー側に集約。
タブとアドレスバーなどを常時表示するオプションを用意しています。
タブをいくつか表示した状態で、タブ上で右クリックメニューを表示する(1)。
そして 「タブを新しいウィンドウで開く」 をクリックすると(2)。 画面が自動
で分割されてそのウェブサイトを表示します。1920×1080ドットのディスプレイで
は、最大で3つのウェブサイトを並べて表示できました。
(つづく)
参考書
日経 日経パソコン 2013年10月14日号
日経 PC21 2013年12月号 p75
日経 PC21 2014年3月号 p14
「できるWindows8.1」 2013年10月21日
以上
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□ 参考情報・資料
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●スキルアップ研修テキストのリンク先
更新研修会で使用されている「スキルアップ研修テキスト」に掲載されている
リンク先リストが下記に掲載されています。ご利用ください。
掲載終了
●意見募集「みんなで考える情報通信白書2014」
総務省では、平成26 年版情報通信白書の読者参加型企画として、先年度に引き
続き「みんなで考える情報通信白書2014」を実施しています。
「ICT で変わったこと、変わること。2020 年に向けて」とテーマを設定し、SNS
を通じて意見を求めています。
なお、本件に係る報道発表及び意見の提出先は以下のとおりです。
【報道発表】
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000067.html
【SNS ページ】
○facebook ページ(アカウント名:「みんなで考える情報通信白書」)
http://www.facebook.com/MINNAdeICThakusho
○Twitter ページ(アカウント名:「みんなで考える情報通信白書」)
http://twitter.com/ict_hakusho (@ict_hakusho)
○LINE(アカウント名:「みんなで考える情報通信白書」)
@ict_hakusho
○メロウ倶楽部(シニア向けコミュニティサイト)
http://www.mellow-club.org/
●シニアネット交流広場
http://nmda-snr.saloon.jp//
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■□■ シニア情報生活アドバイザーマガジンのバックナンバー ■□■
https://senior-net.sub.jp/mlma/
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tokio@usukura.com
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