- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第135号−2015年10月30日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
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□ <目次>
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[トピックス]
●テックスープにグーグルも参加している事をご存知ですか?
●マイクロソフト貸与のSurFace Pro がWindows10とWindows8.1のデュアルブートで使用が可能
[スキルアップ講座]
●Skypeの活用 −−無料の音声メッセージの活用−−
メロウ・マイスター 臼倉登貴雄
[参考情報・資料]
●日に何十通も来てたのがパタッと来なくなるとか。
メロウ・マイスター 臼倉登貴雄
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□ トピックス
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●テックスープにグーグルも参加している事をご存知ですか?
特定非営利活動法人日本NPOセンターが提供しているテックスーププグラム
(社会問題の解決のために活動する世界中の民間の非営利団体が最大限の力を発揮
できるようソフトウェアなどのIT製品を提供及びITのサポート)にはマイクロソフ
ト、シマンテック、アドビの他にグーグルも新たに参加されたことをご存知ですか?
http://www.techsoupjapan.org/
<Google For Nonprofits:非営利団体向けプログラム>
このたび「Google for Nonprofits 非営利団体向けプログラム」が日本でご利用
できるようになりました。
このプログラムは、GoogleとTechSoup Global、テックスープ ジャパン(運営団
体:日本NPOセンター)が連携して実施するものです。
このプログラムにお申し込みいただけるのは、特定非営利活動法人、公益法人、
社会福祉法人のいずれかの法人格をもつ団体です。
テックスープで団体の資格確認を受けたあと、「Google for Nonprofits|非営利
団体向けプログラム」の専用サイトから申し込むことで、Google製品・ツールを
無償で使っていただくことができます。
「Google for Nonprofits|非営利団体向けプログラム」の申し込みが完了すると、
以下の製品・ツールを無料でご利用いただけます。
Google Apps for Nonprofits
Google Ad Grants (AdWords)
Google AdWords Express
YouTube Nonprofit Program
Google Earth Outreach
例えば「Google Ad Grants (AdWords)」をご利用になると月額1万米ドル分のオンライン広告が無料で出せ、支援者や会員の拡大に利用いただけます。各団体の紹介とか「シニア情報生活アドバイザー認定講座開催」等のPRが「シニア」などのキーワードで検索された場合、右側の「広告」に掲載されます。
詳細はこちらをご覧下さい
http://www.techsoupjapan.org/G4NP_launch
http://www.techsoupjapan.org/support/google/FAQ#02
●マイクロソフト貸与のSurFace Pro がWindows10とWindows8.1のデュアルブートで使用が可能
先月より、皆様に貸し出し可能となりましたマイクロソフトSurFace Pro 及び
SueFace Pro2がデュアルブートでWindows10とWindows8.1とが切り替えでどちらにも使用できるようになりました。
貸し出し希望の方は「シニアネット交流広場」タブレット端末貸出をご覧下さい。
http://nmda-snr.saloon.jp//?page_id=214
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□ スキルアップ講座
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●Skypeの活用 −−無料の音声メッセージの活用−−
メロウ・マイスター 臼倉登貴雄
先日、Skypeで連絡を取り合っている友人が、私が不在の時にはSkypeが留守電の
メッセージがあるけど、その設定方法について教えてくれと聞かれました。
いちいち説明するのも面倒なので、ネットで”Skype”音声メッセージ”設定”で
検索して、参考になるWebページを紹介しようとしたところ、紹介しているWebページは多数検索されますが、分かり易いものが見つかりませんでした。
検索の結果、Microsoftの「音声メッセージの設定と再生(Windows desktop)」
というページがトップに表示されましたが、「この記事は、機械翻訳によって翻訳
されました」と明記されているように分かりにくいページでした。
https://support.skype.com/ja/faq/FA10473/
それではと、実際に手順を追って設定を説明し、使用方法についても説明してみ
ました。
設定の流れは下記のとおりです。
なお、ここで紹介する無料の音声メッセージの設定は、Windows デスクトップ版
です。※スマホでの音声メッセージ使用は有料です。
1.Skypeのマイアカウントで音声メッセージ使用の設定
1-1 Skypeを起動
1-2 Skype画面の左上にあるアカウントの登録名をクリックし、アカウント画面を
表示します。
1-3 表示されたアカウント画面の中段にある「アカウントの管理」をクリックし、
SkypeのマイアカウントのWebページを開きます。
1-4 マイアカウントのページの「機能の管理」にある「音声メッセージ」をクリッ
クし、音声メッセージの設定画面を開きます。
1-5 音声メッセージの設定画面の状態の右端にあるチェックボタンの〇をクリック
するとボタンが緑色に変わり使用できるようになります。
※既に緑色になっていれば、使用可能状態ですので変える必要はありません。
1-6 同じ画面の「状態」の下には「メールアラート」があり、このチェックボタン
も緑色に変化していますので、メールでアラートを受信する登録されたメールアド
レスを確認します。ここに登録されているメールアドレスはSkypeのアカウントを登
録した時に登録したメールアドレスですので、通常使用するメールアドレスに変更
するのであれば「メールアドレスを変更」をクリックし、「プロフィール」画面を
開き、「連絡情報」にあるメールアドレスの「メールの追加」をクリックし、メー
ルアドレスを追加記入し、「主要メールに設定」にチェックを入れます。そして、
右下または右上にスクロールし「保存」ボタンをクリックします。
1-7 「保存」ボタンをクリックすると「パスワード入力」画面ますので、パスワー
ドを入力して「確認」ボタンをクリックします。
※音声メッセージアラートは無料ですので利用をお勧めします。
2.Skypeアプリでの設定
2-1 Skypeにサインイン
2-2 メニューバーの「ツール」→「設定」で、Skypeの設定画面を開きます。
2-3 Skypeの設定画面の左側のメニューの「通話設定」→「音声メッセージ」で、
「通話に出なかった場合、Skype音声メッセージへまわす」にチェックを入れます。
2-4 まず、青色のボタンをクリックしてみましょう。登録済みの音声を聞くことが
できます。
2-5 赤い〇ボタンをクリックすると自分の声でのメッセージを録音できます。
再度、青いボタンをクリックすると録音した自分のメッセージを聞くことができま
す。
録音したメッセージが気に入らなかったら赤いリフレッシュボタンをクリック
して削除し、再度メッセージを登録してください。赤いリフレッシュボタンをクリ
ックしてそのままにすれば、最初の既定の登録音声メッセージに戻ります。
2-6 次に、転送設定をします。不在着信時の秒数設定をします。私は、長く待たせ
たくないので5秒に設定しています。
2-7 必要によっては、通話中の場合に音声メッセージを流すのであれば「通話中」
にチェックを入れます。通話の着信拒否しているアカウントにも音声メッセージを
流すのであれば「通話の着信拒否」にもチェックを入れます。ただし、その場合、
聞きたくない音声メッセージが録音される可能性もあります。
3.音声メッセージを使ってみよう(送信)
3-1 相手のアカウントに電話します。
3-2 相手が不在だと設定された呼び出し秒数後に不在の音声メッセージが流れます。
3-6 ピーと鳴った後に音声メッセージを録音し、赤い受話器ボタンをクリックし終了します。青い×ボタンをクリックすると音声メッセージはキャンセルできます。赤
い〇ボタンをクリックすると再度音声メッセージを録音できます。
3-7 音声メッセージの録音が完了していると、通話したアカウントの通話履歴の一
覧に音声メッセージを送信したメッセージが表示されます。
以上が音声メッセージの送信方法です。
4.音声メッセージを使ってみよう(受信)
4-1 音声メッセージが届くと、パソコンの通知領域に音声メッセージが届いたとの
通知が表示されます。
また、音声メッセージを受け取けとると、音声メッセージが届いているメッセージ
が表示されます。
そして、音声メッセージアラートに登録したメールアドレスにも「新しい音声メッ
セージがあります」と通知が届きます。
4-2 その届いた音声メッセージのメッセージにある再生ボタンをクリックすると音
声メッセージを聞くことができます。
以上が音声メッセージの受信方法です。
音声メッセージは、Skypeを起動していない時でも、サインアウトしている時でも
録音されていて、次に起動、サインインしたときに、聞くことができますので、と
ても便利です。
これまで「Skype」の活用については、電話機能以外の活用として「ファイルの送
受信(118号)」「グループ通話とビデオ通話(120号)」
「SkypeからFacebookの友達とチャットやビデオ通話を楽しむ(121号)」「画面を共有する(123号)」「連絡先を管理(保存とインポート)」(125号)「Skype for Outlook.com」(126号)を紹介してきましたが、参考になっているでしょうか。
以上
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□ 参考情報・資料
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●日に何十通も来てたのがパタッと来なくなるとか。
そのような書き込みを目にしたので調べてみました。
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/
情報提供のお願いも下記のように記載されていました。
一般財団法人日本データ通信協会の迷惑メール相談センターでは、総務省より委
託を受けて「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」に違反していると思わ
れる迷惑メールを収集しています。
特定電子メール法に違反していると思われる迷惑メールを受け取られた場合は、
情報提供のご協力をお願いいたします。
パソコンや携帯電話の普及に伴い、eメールは私たちの生活をする上で欠かせないツールとなっています。
しかしその一方でいわゆる「迷惑メール」が日常化し、国内のISP(インターネットサービスプロバイダ)の取り扱うメール全体の約60%が迷惑メールで占められ、(総務省の統計データ「電気通信事業者13社の全受信メール数と迷惑メールの割合」による)情報通信社会における大きな社会問題になっています。