- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第98号−2012年9月28日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
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□ <目次>
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[トピックス]
●シニア情報生活アドバイザー養成講座助成制度の利用を
●シニアネットフォーラム21 in 東京2013の日程と会場が決定
[スキルアップ講座]
●パソコンのリテラシー
ダイヤネット 林 徴
[参考情報・資料]
●スリープモードへの移行・抑止を詳細な条件で制御できる“節電支援”ソフト
●NPO法人会津喜多方シニアネット「きてみっせ」が10周年式典開催
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□ トピックス
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●シニア情報生活アドバイザー養成講座助成制度の利用を
シニア情報生活アドバイザー養成講座を助成する制度であるシニア情報生活アド
バイザー養成推進事業(JKA補助金)を活用して下さい。
「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業(JKA補助金)」につきましては、
申請については、色々と面倒な規定はありますが、最大限赤字額の75%の補助が
得られますので、ぜひ積極的にご申請下さい。
本制度は受講者が1,2名でも開講できるように補助をさせていただく制度です。
当協会のアドバイザー養成講座の養成団体はぜひ活用して下さい。
http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/24hojo/24hojo.htm
●シニアネットフォーラム21 in 東京2013の日程と会場が決定
日程は、3月14日(木)で1日間の開催となりました。
会場は、東京都品川区の大井町駅前の「きゅりあん」(品川区立総合区民会館)
です。
「きゅりあん(品川区総合区民会館)
http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/menu000000300/hpg000000242.htm
まだ細目は決まっておりませんが、企画等をボランティアでご協力いいただける
方を募集いたします。
協力可能な方は、事務局までご連絡下さい。
事務局のメールアドレス
sa@nmda.or.jp
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□ スキルアップ講座
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●パソコンのリテラシー
ダイヤネット 林 徴
最近トラブルを二つ経験しました。
一つはハードディスクが機械的に破損したケース、もう一つはWindows liveメー
ルのメッセージが消えてしまったケースです。
何れもバックアップがなかったため復旧はできませんでした。
パソコン歴の長いお二人ともバックアップの必要性は十分知っていたが、面倒な
のと、 もう一つ、やり方がはっきりしないので、ついそのままで使ってきたとのこ
とでした。
現在WindowsXPを使い続けておられる方はハードディスクが突如壊れる可能性が高
いのは勿論ですが、新品に近いパソコンでも起こっています。
(この2件ともWin7でした)
そこで今回はバックアップについての操作方法を復習がてら説明したみたいと思
います。
まだバックアップを作成していない方はこの際是非作成して下さい。
(Windows7で説明しますがその他のOSでもほぼ同様)
1 バックアップの作成:
1-1 「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ミュージック、」をバックアップ:
スタート⇒「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ミュージック」、を夫々右クリック⇒コピーをクリック⇒バックアップを保存するメディア (外付けハードディスクが推奨だがUSBメモリーでも可)を開く⇒右クリック⇒貼り付け
1-2 メールの「メッセージ」をバックアップ:
保存するメディアに「受信バックアップ」「送信済バックアップ」等必要なフォルダを作成⇒いずれかのフォルダを開いておく⇒メールを開き⇒保存したいメッセージを選択⇒上記の開いてあるフォルダにドラッグしてコピーする。
1-3 メールの「アドレス帳」をバックアップ:
メールを開き⇒左下の「アドレス帳」をクリック⇒ツールの「エクスポート」をクリック⇒カンマ区切り(.CSV)をクリック ⇒ 「エクスポートのファイル名」に「アドレス帳バックアップ」と入力⇒「参照」をクリック⇒保存するメディアをクリック⇒保存⇒次へ⇒エクスポートする項目に「レ」を付け⇒完了
1-4 メールの「アカウント」をバックアップ:
Windows Liveメールを開く⇒オプション⇒電子メールアカウント⇒ バックアップするメールのアカウントを選択⇒ エクスポート⇒ 保存するメディアを選択⇒保存⇒アカウント画面に戻るので「閉じる」をクリック⇒ 保存場所を開き⇒インターネットアカウントファイル (拡張子「iaf」) が保存されているのを確認
1-5 インターネットの「お気に入り」をバックアップ:
インターネットを立ち上げ⇒[Alt]キーを押して「メニュー」を表示する⇒ファイル⇒インポートおよびエクスポート⇒ ファイルにエクスポートする⇒次へ⇒「お気に入り」に「レ」⇒次へ⇒「お気に入り」が選択されているのを確認⇒次へ⇒ファイル名が「・・・・\Documents\bookmark.htm」となっている場合が多いのでドキュメントに保存するが(別途ドキュメントはバックアップされるのが前提) USB等に保存する場合は 「参照」より保存場所とファイル名(例:bookmark)を指定する⇒「エクスポート」をクリック⇒「完了」をクリック
2 バックアップの復元:
上記の逆ですが、実際には何方かにご相談の上慎重に行って下さい。
3 リカバリーディスクの作成:
パソコンが不調になった場合購入時の状態に戻すのが普通です。それに必要なリカバリーディスク作成法は各メーカーによって異なるので、必ず説明書に従って行ってください。
4 バックアップを保存するメディアのサイズ:
バックアップする項目がどの位のサイズかを必ずチェックしてください。
チェックする方法は、項目を右クリック⇒プロパティで分かります。
写真を特別多量に保存されている方は別ですが、ドキュメント:3GB、ピクチャ:5GB、ミュージック:5GB程度ですので 計13GB 程度でしょう。
従ってUSBメモリーは16G程度のものが必要です。
今なら1,000円程度です。
但しUSBメモリーには書き換え回数の制限があるのでバックアップを保存したUSBはなるべくバックアップ専用としてください。
今回は一番必要と思われる事項を書きました。続きはまた別の機会に。
以上
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□ 参考情報・資料
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●スリープモードへの移行・抑止を詳細な条件で制御できる“節電支援”ソフト
前号の「スキルアップ講座」で紹介した「みんなで実行しようパソコンの節電対
策」は、如何だったでしょうか。
掲載した直後の9月5日、「ベクターソフト情報メールサービス」の中に、スリ
ープモードへの移行・抑止を詳細な条件で制御できる“節電支援”ユーティリティ
「SleepTool」というフリーソフトの紹介がありました。
早速、ダウンロードして使用してみました。
このソフトは、タスクトレイに常駐し、CPUやネットワーク使用率、ディスク
書き込み量、起動中のプロセスを監視して、これらがあらかじめ設定した条件を満
たし、かつ設定した時間にマウスやキーボードからの入力がなければスリープする
というものでした。
簡単モードでの使用では、移行時間を細かく設定でき、その設定時間がくるとス
リープモードへの移行しました。
また、監視一時停止や終了、細かな設定が、タスクトレイに常駐しているアイコ
ンの右クリックで表示されるメニューからできますので、非常に便利でした。
スリープモードへの移行を抑止する設定も細かくできますが、最初は初期設定で
使用しました。細かい設定は、使用状態を考えながら設定する必要があるようです。
詳細モードでの使用にすると、マウスやキーボードの操作が設定した時間に無い
とスリープモードへ移行するようになりました。これは、節電のためには、非常に
便利な機能だといえます。
ちょっと、パソコンから離れたとき、考え事をしているとき、いちいちスリープ
(スタンバイ)の設定をしなくとも自動的に行なってくれるからです。
スリープモードへの移行を抑止したい場合は、タスクトレイに常駐しているアイ
コンをダブルクリックだけで設定ができますので、これも大変便利なものと言えま
す。
詳細は下記参照
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/120905/n1209051.html
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●NPO法人会津喜多方シニアネット「きてみっせ」が10周年式典開催
ITを利用して、喜多方市をもつと良くしょうと、2001年に結成されたNP
O法人会津喜多方シニアネット「きてみっせ」(理事長 五十嵐尚子)が、10周
年を迎えたのを機会に9月15日、記念式典を開催しました。
ホームページ
http://www.akina.ne.jp/~kitemise/
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